ANA 2021年度採用中止に思うこと
先日、こんなニュースが入ってきました。
ANA 2021年度入社の採用中止
ANAグループ、2021年度入社の採用を中止 | FlyTeam ニュース
ANAグループは2020年7月10日(金)、2021年度入社の採用中止を決定しました。新型コロナウイルス感染拡大で国内外の移動需要が激減し、今後の事業計画の策定が困難な状況を理由に5月8日(金)、20...
flyteam.jp
ある程度予想がついたとはいえ、
ショックを受けられた方も多いと思います。
私は
CAのOGとして、CAを目指す方を応援している以上、
何か皆さんを励ますことを言いたい!
のですが、
正直、なんといったらよいか、わかりません。
本当に無力で申し訳ありません。
しかし、この状況はエアライン業界だけではなくて、
外食産業、化粧品業界、
その他旅客運輸業界、
個人事業主、ダンサーなど、
色々な方が痛手を受けているもの、
という風にとらえています。
しかし、そんな中でも売り上げを伸ばしている企業はあり、
ただ嘆いているだけではダメ、ということもおわかりいただけるかと思います。
では、エアラインを目指す方が今できることとは
いったい何でしょうか?
それはやはり、面接のネタ作りであったり、
英語力をあげることであったり、
容姿をそれに近づける練習
なのではないかな、と思います。
そもそも、CA試験は難易度が高い、と言われています。
私の同期は、ある会社のCA試験を7回受け、
7回目にやっと内定をゲットした、
と言っていました。
つまり、7年越しの夢を叶えたのです。
その人は今も、CAとして生き生きと働いています。
コロナがなくても、何年というスパンで考えるべきなのがCA試験です。
CA試験が始まるまで、
他の接客業について接遇力を高めるのもいいですし、
全然違う職種で現在お勤めであっても、
その経験は絶対にCA試験や、CAになってからも役に立ちます。
無駄な経験なんてない!
と、私は思っています。
(ただ、我慢して耐える時間はもったいないと思います)
本当に、なんの足しにもなっていないようで申し訳ないのですが、
きっと、いつの日か、
またエアラインが元気になる日を楽しみにしています。
新社会人・面接・接客初心者の方へ~元CAが教える、ビジネスシーンの言葉遣いのエッセンス
最近、新社会人となった人が、ビジネスシーンでの言葉遣いに苦戦されているのを見かけます。
急に、正しい言葉遣いをしろ!といわれても、戸惑ってしまいますよね。そもそも、どんな言葉遣いが相応しくないのか、最初はなかなかわからないと思います。
私も、社会人となってから、正しい言葉遣いを身に着けるのに大変苦労しました。
今も怪しいところはありますが、先輩社会人たちも案外適当なところはあります。
ですが、ポイントを押さえているのでなんとかなっているだけですw
言葉は時代とともに変化していくものです。
とはいえ、色々な年代の人に不快感を与えないような言葉遣いを心がけたいものです。
今日は、ここを直すだけでだいぶ社会人っぽくなる!ということを、ポイントを絞って伝えします。
①言葉に詰まっても、「えーっと~」と言わない!
正確に発音しますと、「ぇえっとおぉぉ~」のような感じになります。
「えっと」自体が砕けた表現なので、なるべく避けます。
では、言葉に詰まった時にどうしたらいいのでしょうか?
政治家の答弁を聞いているとよくわかるかと思うのですが・
「えー」や「あー」というだけで、くだけた感はだいぶ減りますw
ただ、くだけた感は減りますが、ちょっとカッコ悪いですよね。
そんなときは、「すみません、つまってしまいましたが」といって時間を稼いだり、あえて間をとってみたりする手法もあります。
フィギアスケーターの方々は、「そうですね、」といって時間を稼いでいますね。とても上品な印象になります。
②「っ」(ちいさな「つ」の多用をさける
よく聞く言葉に、「●●っていいます!」というのがあります。
これは正式には、「●●といいます」です。
「って」→「と」と置き換えて使いましょう!
「こっち」を「こちら」と置き換えるだけで、丁寧な印象になります。
③教科書で使われている言葉を使う
「です」を、「ですぅ~」と発音しているのもよく聞きます。
日本語の形を崩さず発音することで、だいぶ誠実な印象になります。
例を挙げていくと
「じゃなくて」→「ではなく」
「って感じに」→「という様に」
「あっち」→「あちら」
「~とか」→「~など」
このほかにもたくさんありますが、きりがないのでこのあたりで。
まとめ
ビジネス用語、接客用語のルールはたくさんありますが、とりあえず上記のことを意識うだけで、だいぶ印象が変わります。
よろしければ取り入れてみてください。
ちなみに、接客の経験を積んでいくと、お客様によって、この方にはかしこまった言葉遣いよりも、少しくだけた表現のほうが、快く感じていただけそうだな、ということがわかってきます。
これは応用編ですので、まずは3つのポイントを意識してみてくださいね。
ちなみに、アナウンサーや老舗旅館の女将になりきったつもりで話すとうまくいきますw
CAの身長制限【背の低いCAもいます!】
CAといえば背が高いイメージがありますよね!
実際、本当に背が高い人が多いです。
私は159cmでしたが、周りのCAは私より身長の高い人がほとんどでした。
ちなみに、採用時に身長制限を設けているエアラインもありました。
そもそもなぜ、CAは背が高いことが推奨されるのでしょうか?
背が高い人=美人とされている国もありますが、それはひとまず置いておいて、
飛行機の物入れは、高いところにあります。
その物入れの開け閉めは、CAが行います。
その動作は毎日毎フライトでやるのですが、けっこう大変です。
背の高い人ならそこまで大変に感じないのかもしれませんが、159cmの私には、結構大変でした。
特に重い荷物がたくさん入った物入れの開け閉めは大変です😂
慣れてしまえばどうってことはないのですが、それでも身体的負担は蓄積し、腰を痛めてCAをやめていく人もいました。
そして、ギャレーでの作業も大変です。
ギャレーは、機内サービスで使うものをこれでもか!と詰め込んでいるので、高いところにまで物がたくさん入っています。
それを出し入れするのも、大変な作業です。
そして、フライトが終わる頃には使った物をきれいに戻さないといけない為、それも大変でした。
何回大変って言っているんだろう…
このような私の経験から、CAは身長が高い方が働きやすいのだな…と感じました。
ただし!
だからといって、身長が低い人が採用されない訳ではありません。
私の同僚にも、私より背の低い人はいました。
とても笑顔がキュートなかわいい後輩です💕
きっと今も生き生きと働いているんじゃないかなーと思ってます。
身長が低い人には、物理的に働きやすいとは言えない環境ですが、それでも働きたい!
という人にはぜひ、CAに挑戦していただきたいです✨
特に、小型機を中心に運航している会社では、背が低い人の方が働きやすいです。
A320やB737やDHなどに乗務した、170cm超えの同僚は、狭くて大変だといっていました😂
ちなみに、採用試験の時は、違和感のない範囲で、ヒールが高めの靴を履いていくと良いと思います✨
もう○○歳だからできない、なんて言わないで!
先日会った20代前半の人が、大学へ行って学びなおしたいけど、
もう歳だから今更勉強なんてできない…
と言っていました。
いや待って、
え、
まだ20代でしょー???何言ってんの!
と、私は思ったのです。
これ、CAを目指しているときにも、スクール仲間が同じようなことを言っているのを聞きました。
もう、27歳だから今更CAを目指すなんて…
(でもスクールには通っている)
でもね、私はエアラインに入ってから、何人もの30代の同期と出会いましたよ。
経験者もいたけれど、未経験で30代で入社した人もいました。
しかも複数。
この事実を聞いて、どう思われますか?
私は、年齢が、と言い訳をしている時間がもったいないと思いますし、
自分に失礼だと思います。
CAとして入社するには、自分でまず、採用試験に応募しなければ始まりません。
年齢制限から外れてしまったのなら仕方がないですが、そうでもない限り、CAになりたいなら応募しましょう!やりたいことに挑戦しましょう!
落ち着いた年齢の人を好むエアラインもありますし、受けてみなければわからないのが、エアライン試験です。
なぜ、私がこんなに語るのかというと、
私自身、やりたいことを諦めていたからです。
私は、バレリーナになりたかったのですが、祖父母に反対され、幼いころバレエを習わせてもらえませんでした。
その思いは、私の中で昇華せず、
「もし子どもができたら、私はバレエを習わせたい」と周囲に語っていました。
今思えば、子どもに迷惑です。
子どもは、子ども自身の夢を追うべく生まれてくるはずなのに。
ということに気づき、私は大人のバレエを習い始めました。
驚異的な上達の速さに、先生も驚いていました。やはり、やりたい!好き!という気持ちのパワーはすごいです。
今では、勇気をだして習いに行ってよかった!
と思っています。
人生は一度きりです。
そして、何をするにも遅すぎるということはないですし、
今日があなたのいちばん若い日です。
人生の最期の時を、あなたはどんな気持ちで迎えたいですか?
ちなみに、葛飾北斎が富嶽三十六景を発表したのは、彼が72歳のときです。
死の間際に、「天が私の命をあと5年伸ばしてくれたら、私は真の絵描きになれたのに」といったという話です。
日系エアライン CAの人間関係って?
CAは縦社会、女社会だから、いじめとかあるんじゃない?
そうに感じる方も多いと思います。そして、それが理由でCAになりたいのを我慢している…とか。
某大手日系エアラインに〇年間在籍していた私が、赤裸々にお伝えします。
いじめってあるの?
社内全体ということでいえば、あるかもしれません。
同期や後輩から、○○さん(性格が激しくて有名な人)と一緒に乗務したときに、こんな酷いことをされた!
とか
△△さん(別の有名な人)と一緒に乗務した人が、こんな嫌がらせをされた!
ということは日常的に耳にしました。
私自身、新人のときに某お局から執拗に注意を受けたり、きついひとことを浴びせられた…ということはあります。
ただ、なんだろう、
CAのいいところって、基本的には初対面で仕事をし、その乗務が終わったらさようなら~なんですよ。
なので、注意すべき人(リストがありました)と乗務になってしまったら、何らかの被害を受けることは仕方ない、と割り切って乗務しているので、”いじめ”とまでは感じていませんでした。
私がCAになる前にしていた仕事で受けたいじめは、もっと壮絶でした。
その職場が、私の味方派と、敵方の真っ二つに分かれていましたw
そう考えると、乗務ごとに人間関係がリセットされますし、嫌なことをする人は、誰に対しても嫌なことをする、というのがわかるので、全然マシでした。
※ただ、”いじめ”は、された人が辛く感じたらいじめなので、いじめがない!とは言い切れません。
一度しか会わない相手からでも、えぐるようなことを言われたら、心の傷になりますよね。
なので、そういう人に当たりそうになったら、遠慮なく休む!ということで対策しているCAもいました。
CAを辞めてみて思うのですが、
やはり、不規則勤務、夜勤と時差あり
のストレスフルな生活で、精神を正常に保つのは大変なことです。
きっと、要注意人物とされていた○○さんや△△さんも、いっぱいいっぱいだったんだなあと、今では思います。
もちろん渦中にいたときは、なんだこのク●バ★アと思っていましたよw
そんなババ●対策法はいくつかありますが、それはまたの機会にお伝えしたいと思います。
あーーでも、最後にこれだけはお伝えします!
CAのメンバー表が出されたとき、この人ってどんな人?と知っている同僚に聞いたりするのですが、そこで、良い人だよ!
と言われたけれど、実際お会いしてみてあれ?ってことがありました。
そして、そんな良いひとから嫌な扱いを受けたら、
「あれ、私って、こんな良い人からこんなことを言われるなんて、よっぽど酷いやつなのでは?」と落ち込むことになってしまったり。
そんなこと、ありませんか?
そんな人にお送りしたい、ふたつのことがあります。
一つ目
その人が良い人、という評価は、同僚というフィルターを通してのもの、ということ。人間は、ひとりひとり本当に違います。そのため、組み合わせにより、起こってくることも全く変わります。同じ親から生まれた兄弟であっても、それぞれの親との関係って変わってきますよね?それと同じです。
二つ目
これはとても大切で、人間誰一人良い人はいない、ということです。
良い人、と呼ばれる人でも、聖人と言われる人でも、あなたと同じ人間です。
そのことをしっかりと胸に刻む必要があります。
というわけで、長くなりましたがこのあたりで終わりにしたいと思います。
CA社会の人間関係は少し独特ですが、ほかの職場とそこまでの違いはないように思います。
CAになりたい方は、人間関係の面倒さはあまり気にせず、目指してほしいなあと思います。
CAになるためにエアライン専門学校やエアラインスクールは必要?
コロナの影響下で、エアラインの需要は低くなり、CAの採用数も激減するのは必須です。
この状況で、それでも絶対にCAになりたい!
そんな方もいらっしゃるはず。
私のインスタグラムにも、資格や専門学校についての質問をくださったCA志望者の方がいました。
その方の、CAに絶対になりたい!という強い気持ちが感じられ、昔の自分を思い出しました。
そんな真剣な方にぜひ、この状況下でもCAになって夢を叶えて欲しいと思い、この記事を書いています。
さて、
より確実にCAになるには、エアラインスクールや専門学校に行った方がいいのかも!
と思っている人も多いのではないでしょうか。
ただ、エアラインスクールや専門学校に行ったからと言って、
確実にCAになるとは限らない…というのが実情。
私が思う、それぞれのメリットとデメリットを書いておきますので皆さんの参考になったら嬉しいです。
エアラインスクール
私は大学卒業間近になってから、CAになりたいと思うようになりました。
それまで全くエアラインの事を知らなかった為、エアラインスクールに入りました。
平日は仕事、週末はスクールという日々でした。ただ、入って半年ほどで内定をいただいたので、そこまで深い付き合いではありませんでした。
メリット
・エアラインについて情報入手がしやすい
エアライン業界の情勢や採用試験情報、どんな人が合格しやすいか、など、まとまった情報が手に入るので、時間の節約になります。
・面接練習ができる
やはり鍵を握るのは面接。なかなか面接はひとりでは練習が難しいし(特に集団面接やグループディスカッション)、これでいいのか?と息詰まることもあるので、先生から指導が受けられるのは大きなメリット。また、場慣れする事で、本番の緊張が少し和らぐことにもなります。(結構エアラインの面接試験は独特です。だって受験生のほとんどがシニヨンや夜会巻き)
・色々な先生の指導を受けられる
今の時代、個人でCA試験の対策を行なっている先生もたくさんいらっしゃいます。しかし、どうしても相性やその先生の個人的意見が偏っていないか、という心配も出てくるのでは?その点、複数の先生の意見が聞けるのは貴重ですね。
・仲間ができる
同じ夢や目標に向かう、友と書いてライバルと言えるような存在ができる事。これは、先が見えない状況でも、ひとりじゃない!と思えるので嬉しいと思います。
デメリット
・お金
結構まとまったお金が必要になります。私は当時、社会人一年目だったのであまりお金がなく、親に借金して学費を工面しました。
・時間
働いている中での時間捻出は結構大変でした。授業を全て受けるわけにはいかないため、授業の取捨選択にはかなり頭を使いました。また、職場で学んだ事を復習したり実践していました。
・エアラインスクールっぽさが身に付く
エアラインスクールっぽさを良く思わないエアラインもある、と聞きます。確かに、その人らしさが覆われてしまうという意見もあります。スクールの先生から指導された事をすべて鵜呑みにするのではなく、じぶんの頭で考えることが大切なのだと思います。
実際には、私はESや写真の選定は自分で行い、一般企業で面接官をしていた人に相談しました。CAとはいえ、一会社員。会社員としてどういう人が雇われるか?という視点を持つことも大切なのではないでしょうか。
・スクールにいる事で安心してしまう
声を大にして言いたいのは、エアラインスクール=内定ではない!
ということ。現状に甘んじることなく、自分で探求する姿勢が大切です。
エアライン専門学校
私はエアライン専門学校に行ったことはありません。下記の話は、エアライン専門学校の同期の話を聞いた印象と、HPを覗いてみて受けた印象だけで書いていることなので、その辺りはご了承ください。
メリット
・学歴になる
・CAを目指すには、効率的に勉強ができる
留学制度や資格取得など
・友達ができる
・エアライン入社後のイメージが湧く
・情報が手に入りやすい
メリットはほぼエアラインスクールと同じように感じます。
問題はデメリット。
デメリット
・学費が高い
・時間を取られる
ある専門学校の時間割表を見ましたが、週5日ビッシリ授業が入っていたので、結構大変だなと思いました。
・入社後の生活とあまり変化がなさそう
接遇や機内でのサービス研修は入社後、いやというほどありますよ!
まとめ
学習意欲の高い人には、あまり必要ではないのでは?という印象です。
そこに通っていた同僚の話では、スカーフの巻き方の授業もあり、身嗜みなどは非常に厳しく指導されるそうです。その同僚は、とても美しい姿で制服を着こなしており、今でもCAとして活躍しています。
ただ、CAの仕事を一生続けられれば良いのですが、続けられるか全く未知なのがCAです。現に、私は耳の病気でCAを続けられなくなりました。
CAのその後のキャリアも踏まえると、エアライン専門学校というのは、少し疑問に感じる選択肢です。
そして、入社後にも同じような研修が待っています。研修と専門学校の違いはずばり”お金がもらえるかどうか”ということです。
最後に
この記事は、あくまでみきまるの考え方ということで、ご自身の判断の参考程度にお考えください。ネットには色々な情報があり、混乱する気持ちもよくわかります。そして、不安な状況下で誰かに頼りたい、ということもよーーくわかります。
しかし、結局、自分で決めて道を選んだ方が後悔が少ないです。あなたの人生を生きられるのは、あなたしかいません。そして、何が正解か、ということも自分にしかわかりません。自分にさえわからないこともあります。ちなみに、他人はあなたの人生の責任も取れません。
この記事を読まれた方の、幸せをお祈りしております。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
Enjoy !
CAのごはん事情
CAを辞めてからというもの、食費が意外とかかることに驚いている。
特に今の時代は、Stay homeだし、
三食自分で用意するのが思いの外大変だ。
乗務中の食事
CAとして勤めていたころ、乗務中の食事は、だいたい会社が用意してくれていた。
乗務中だと、食事の調達が大変という理由からだったと思う。
国内線だと、便と便の間でお弁当が出る。
それを掃除中に掻き込むのだ。
地方の独特の食材が入っていたりして、楽しみな時間だった。
一番おいしかったお弁当は、釧路空港のもので、
あったかいごはんと、美味しい海の幸が忘れられない。
今もあるのだろうか(ないかも。だってこんな状況)
…
国際線だと、機内食の余りを食べる。
機内食は(平時であれば)種類があり、選べる。
食べたい方の機内食が余ると、嬉しかった。
それを楽しみに、食事サービスに精を出していた。
乗務後の食事
地方にステイで、なおかつホテルのそばに美味しいレストランがあれば絶対そこに足を運んだ。
しかし、営業時間やホテルのそばに美味しいものがない場合は、コンビニで済ませていた。
今でも、思い出して、また行きたい!と思う店もある。
どうか、この状況下で生き延びていけますように。
希少!持参族
CAの中にも、手作りお弁当を持ち込む人がいた。
本当に超レアなんだけど。
機内食やお弁当の添加物が気になるのだという。
機内にはチラーという冷蔵庫のようなところがあり、
そこに入れておけば一安心なのだけど、
私は面倒だったのでしなかった。
オフの日は…
オフの日は、料理に精を出す、という人も確実にいた。
しかし私は、そうではなかった。
食材を買い込んでも、勤務日がすぐまたやってきて4日間ほど家を空けることになる。
そうすると、4日後には傷む食材も出てくるわけで…
私はほぼ外食で済ませてしまっていた。
だから、自炊スキルは低いままだった笑
今思い出せば、会社が昼食を負担してくれるのは、
だいぶありがたい世界だったかもしれない。
確実に"ランチ"というものは出費になるから。
まあでも、憧れのgoogleなどはビュッフェが無料というのだから、
そんなにありがたがらなくてもいいのかもしれない。
妄想の範囲内だが、もし私が経営者になったら、無料のビュッフェを提供したいと思う。