元脱力系CAみきまるの映えない日々

元日系CAのみきまるが、CA時代の思い出話や趣味について語ります。

CAになるためにエアライン専門学校やエアラインスクールは必要?

コロナの影響下で、エアラインの需要は低くなり、CAの採用数も激減するのは必須です。

この状況で、それでも絶対にCAになりたい!

そんな方もいらっしゃるはず。

 

私のインスタグラムにも、資格や専門学校についての質問をくださったCA志望者の方がいました。

その方の、CAに絶対になりたい!という強い気持ちが感じられ、昔の自分を思い出しました。

そんな真剣な方にぜひ、この状況下でもCAになって夢を叶えて欲しいと思い、この記事を書いています。

 

 

 

さて、

より確実にCAになるには、エアラインスクールや専門学校に行った方がいいのかも!

 

と思っている人も多いのではないでしょうか。

 

ただ、エアラインスクールや専門学校に行ったからと言って、

確実にCAになるとは限らない…というのが実情。

 

私が思う、それぞれのメリットとデメリットを書いておきますので皆さんの参考になったら嬉しいです。

 

 

 

 

エアラインスクール

 

私は大学卒業間近になってから、CAになりたいと思うようになりました。

それまで全くエアラインの事を知らなかった為、エアラインスクールに入りました。

平日は仕事、週末はスクールという日々でした。ただ、入って半年ほどで内定をいただいたので、そこまで深い付き合いではありませんでした。

 

メリット

 

・エアラインについて情報入手がしやすい

エアライン業界の情勢や採用試験情報、どんな人が合格しやすいか、など、まとまった情報が手に入るので、時間の節約になります。

 

・面接練習ができる

やはり鍵を握るのは面接。なかなか面接はひとりでは練習が難しいし(特に集団面接やグループディスカッション)、これでいいのか?と息詰まることもあるので、先生から指導が受けられるのは大きなメリット。また、場慣れする事で、本番の緊張が少し和らぐことにもなります。(結構エアラインの面接試験は独特です。だって受験生のほとんどがシニヨンや夜会巻き)

 

・色々な先生の指導を受けられる

今の時代、個人でCA試験の対策を行なっている先生もたくさんいらっしゃいます。しかし、どうしても相性やその先生の個人的意見が偏っていないか、という心配も出てくるのでは?その点、複数の先生の意見が聞けるのは貴重ですね。

 

・仲間ができる

同じ夢や目標に向かう、友と書いてライバルと言えるような存在ができる事。これは、先が見えない状況でも、ひとりじゃない!と思えるので嬉しいと思います。

 

 

デメリット

 

・お金

結構まとまったお金が必要になります。私は当時、社会人一年目だったのであまりお金がなく、親に借金して学費を工面しました。

 

・時間

働いている中での時間捻出は結構大変でした。授業を全て受けるわけにはいかないため、授業の取捨選択にはかなり頭を使いました。また、職場で学んだ事を復習したり実践していました。

 

・エアラインスクールっぽさが身に付く

エアラインスクールっぽさを良く思わないエアラインもある、と聞きます。確かに、その人らしさが覆われてしまうという意見もあります。スクールの先生から指導された事をすべて鵜呑みにするのではなく、じぶんの頭で考えることが大切なのだと思います。

実際には、私はESや写真の選定は自分で行い、一般企業で面接官をしていた人に相談しました。CAとはいえ、一会社員。会社員としてどういう人が雇われるか?という視点を持つことも大切なのではないでしょうか。

 

・スクールにいる事で安心してしまう

声を大にして言いたいのは、エアラインスクール=内定ではない!

ということ。現状に甘んじることなく、自分で探求する姿勢が大切です。

 

 

エアライン専門学校

 

私はエアライン専門学校に行ったことはありません。下記の話は、エアライン専門学校の同期の話を聞いた印象と、HPを覗いてみて受けた印象だけで書いていることなので、その辺りはご了承ください。

 

メリット

・学歴になる

・CAを目指すには、効率的に勉強ができる

留学制度や資格取得など

・友達ができる

・エアライン入社後のイメージが湧く

・情報が手に入りやすい

 

メリットはほぼエアラインスクールと同じように感じます。

問題はデメリット。

 

デメリット

・学費が高い

・時間を取られる

ある専門学校の時間割表を見ましたが、週5日ビッシリ授業が入っていたので、結構大変だなと思いました。

・入社後の生活とあまり変化がなさそう

接遇や機内でのサービス研修は入社後、いやというほどありますよ!

 

まとめ

学習意欲の高い人には、あまり必要ではないのでは?という印象です。

そこに通っていた同僚の話では、スカーフの巻き方の授業もあり、身嗜みなどは非常に厳しく指導されるそうです。その同僚は、とても美しい姿で制服を着こなしており、今でもCAとして活躍しています。

ただ、CAの仕事を一生続けられれば良いのですが、続けられるか全く未知なのがCAです。現に、私は耳の病気でCAを続けられなくなりました。

CAのその後のキャリアも踏まえると、エアライン専門学校というのは、少し疑問に感じる選択肢です。

 そして、入社後にも同じような研修が待っています。研修と専門学校の違いはずばり”お金がもらえるかどうか”ということです。

 

 

最後に

 

この記事は、あくまでみきまるの考え方ということで、ご自身の判断の参考程度にお考えください。ネットには色々な情報があり、混乱する気持ちもよくわかります。そして、不安な状況下で誰かに頼りたい、ということもよーーくわかります。

しかし、結局、自分で決めて道を選んだ方が後悔が少ないです。あなたの人生を生きられるのは、あなたしかいません。そして、何が正解か、ということも自分にしかわかりません。自分にさえわからないこともあります。ちなみに、他人はあなたの人生の責任も取れません。

 

この記事を読まれた方の、幸せをお祈りしております。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

Enjoy !

 

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