もう○○歳だからできない、なんて言わないで!
先日会った20代前半の人が、大学へ行って学びなおしたいけど、
もう歳だから今更勉強なんてできない…
と言っていました。
いや待って、
え、
まだ20代でしょー???何言ってんの!
と、私は思ったのです。
これ、CAを目指しているときにも、スクール仲間が同じようなことを言っているのを聞きました。
もう、27歳だから今更CAを目指すなんて…
(でもスクールには通っている)
でもね、私はエアラインに入ってから、何人もの30代の同期と出会いましたよ。
経験者もいたけれど、未経験で30代で入社した人もいました。
しかも複数。
この事実を聞いて、どう思われますか?
私は、年齢が、と言い訳をしている時間がもったいないと思いますし、
自分に失礼だと思います。
CAとして入社するには、自分でまず、採用試験に応募しなければ始まりません。
年齢制限から外れてしまったのなら仕方がないですが、そうでもない限り、CAになりたいなら応募しましょう!やりたいことに挑戦しましょう!
落ち着いた年齢の人を好むエアラインもありますし、受けてみなければわからないのが、エアライン試験です。
なぜ、私がこんなに語るのかというと、
私自身、やりたいことを諦めていたからです。
私は、バレリーナになりたかったのですが、祖父母に反対され、幼いころバレエを習わせてもらえませんでした。
その思いは、私の中で昇華せず、
「もし子どもができたら、私はバレエを習わせたい」と周囲に語っていました。
今思えば、子どもに迷惑です。
子どもは、子ども自身の夢を追うべく生まれてくるはずなのに。
ということに気づき、私は大人のバレエを習い始めました。
驚異的な上達の速さに、先生も驚いていました。やはり、やりたい!好き!という気持ちのパワーはすごいです。
今では、勇気をだして習いに行ってよかった!
と思っています。
人生は一度きりです。
そして、何をするにも遅すぎるということはないですし、
今日があなたのいちばん若い日です。
人生の最期の時を、あなたはどんな気持ちで迎えたいですか?
ちなみに、葛飾北斎が富嶽三十六景を発表したのは、彼が72歳のときです。
死の間際に、「天が私の命をあと5年伸ばしてくれたら、私は真の絵描きになれたのに」といったという話です。