新社会人・面接・接客初心者の方へ~元CAが教える、ビジネスシーンの言葉遣いのエッセンス
最近、新社会人となった人が、ビジネスシーンでの言葉遣いに苦戦されているのを見かけます。
急に、正しい言葉遣いをしろ!といわれても、戸惑ってしまいますよね。そもそも、どんな言葉遣いが相応しくないのか、最初はなかなかわからないと思います。
私も、社会人となってから、正しい言葉遣いを身に着けるのに大変苦労しました。
今も怪しいところはありますが、先輩社会人たちも案外適当なところはあります。
ですが、ポイントを押さえているのでなんとかなっているだけですw
言葉は時代とともに変化していくものです。
とはいえ、色々な年代の人に不快感を与えないような言葉遣いを心がけたいものです。
今日は、ここを直すだけでだいぶ社会人っぽくなる!ということを、ポイントを絞って伝えします。
①言葉に詰まっても、「えーっと~」と言わない!
正確に発音しますと、「ぇえっとおぉぉ~」のような感じになります。
「えっと」自体が砕けた表現なので、なるべく避けます。
では、言葉に詰まった時にどうしたらいいのでしょうか?
政治家の答弁を聞いているとよくわかるかと思うのですが・
「えー」や「あー」というだけで、くだけた感はだいぶ減りますw
ただ、くだけた感は減りますが、ちょっとカッコ悪いですよね。
そんなときは、「すみません、つまってしまいましたが」といって時間を稼いだり、あえて間をとってみたりする手法もあります。
フィギアスケーターの方々は、「そうですね、」といって時間を稼いでいますね。とても上品な印象になります。
②「っ」(ちいさな「つ」の多用をさける
よく聞く言葉に、「●●っていいます!」というのがあります。
これは正式には、「●●といいます」です。
「って」→「と」と置き換えて使いましょう!
「こっち」を「こちら」と置き換えるだけで、丁寧な印象になります。
③教科書で使われている言葉を使う
「です」を、「ですぅ~」と発音しているのもよく聞きます。
日本語の形を崩さず発音することで、だいぶ誠実な印象になります。
例を挙げていくと
「じゃなくて」→「ではなく」
「って感じに」→「という様に」
「あっち」→「あちら」
「~とか」→「~など」
このほかにもたくさんありますが、きりがないのでこのあたりで。
まとめ
ビジネス用語、接客用語のルールはたくさんありますが、とりあえず上記のことを意識うだけで、だいぶ印象が変わります。
よろしければ取り入れてみてください。
ちなみに、接客の経験を積んでいくと、お客様によって、この方にはかしこまった言葉遣いよりも、少しくだけた表現のほうが、快く感じていただけそうだな、ということがわかってきます。
これは応用編ですので、まずは3つのポイントを意識してみてくださいね。
ちなみに、アナウンサーや老舗旅館の女将になりきったつもりで話すとうまくいきますw